ゆたかに暮らす/アルゴリズムが考える家づくり

 

04 壁材のこと 「安心で安全なMPパウダー」

珪藻土が、珪藻という植物プランクトンの死んだ殻が沈殿して化石になった土のことを指します。岡山県や秋田県など全国各地に採掘場はあり、昔から七輪や断熱レンガの原料として利用されてきました。
「アルゴリズムの家」に採用した「MPパウダー」の主原料であるメソポア珪藻土は、北海道稚内で採掘されたもの。珪藻土には細孔(穴)があり、その大きさの単位の一つを「メソポア」と言います。
メソポア珪藻土の細孔は「ちょうどいい大きさ」。一般的な珪藻土の細孔は大きめで調湿機能があまり期待できません。逆に、備長炭などの細孔は小さく、吸湿機能はあるものの放湿機能は少ないのです。メソポア珪藻土は程よい大きさの細孔であるため、自律的に調湿し、常に人間にとって快適な湿度に保ってくれます。四季のある日本で快適に暮らすには役立つ機能であり、その効果は半永久的です。
壁材として珪藻土を利用し始めたのは、今から30~40年前。メソポア珪藻土の特性に着目した一人の元北海道工業試験場職員の発想と研究から始まりました。一般的な珪藻土は凝固剤に化学糊を使用します。しかしMPパウダーは、メソポア珪藻土、白土(火山灰)、木質繊維(古紙)、食用でんぷん糊の100%天然素材だけで生成されています。
稚内のメソポア珪藻土が持つ特殊な性質と研究者の努力によって、本当に安全で快適な壁材が誕生しました。

1 2 3

4

関連記事

  1. Unknown SETOUCHI vol.1

  2. sora niwa house

  3. 楽笑工房 / STOREHOUSE14 飲食部門 第1位

  4. 101 design store / STOREHOUSE14 物販部門 第1位

  5. ワンだぁカフェ

  6. 7Heaven / STOREHOUSE 注目店舗